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停電対策にはポータブル電源
地震などの災害、台風などで停電してしまうと、どうしていいのか路頭に迷ってしまいますよね。
いざという時に困らないために、停電対策はしっかりしておきたいところです。
結論から言えば、停電対策で一番おすすめなのはポータブル電源を準備しておくことです。
でも、
ポータブル電源って、どんなものを選べばいいの?
ってなりませんか。
ポータブル電源は、いろいろなメーカーのいろいろな機種があるので、迷えばキリがありません。
かと言って、適当に選んでしまえば品質が粗悪なものだったり、スペックが自分のニーズに合っていなかったり・・・。
そういったところが、準備が必要だと思いつつ、なかなか決められない原因なんだろうと思います。
この記事では、災害や停電に備えるならどの程度の容量が必要なのか、どんな機能が必要なのか、押さえるべきポイントを分かりやすく説明し、おすすめの機種を厳選して紹介します。
スペックを中心に選んだALLPOWERS(オールパワーズ)と、スペックに加えて「ポータブル電源と言えば」の定番のJackery(ジャクリ)の2社から、災害時・停電時に対応するポータブル電源を5つだけピックアップしました。
迷ってしまう要素がかなり解消できていると思うので、災害・停電が起きる前に、自分のニーズに合ったポータブル電源を選んでください。
迷っている間に大災害が起きてしまった・・・なんていう後悔がないように、この機会に準備をしてしまいましょう。
「自分のニーズを考える」
「ポータブル電源の選び方(チェックすべき項目)」
「おすすめのポータブル電源」
あたりを読んでもらえればいいかと思います。
(目次からジャンプできます。)
停電したときに困ること
漠然と、「停電になったら不便だな」という考えはあると思いますが、困ることについて具体的に考えてみましょう。
・照明が点かない
夜間は照明がなければ動くこともままなりません。トイレや入浴も一苦労です。
・エアコンなどが使えない
夏場にエアコンや扇風機が使えない、冬場に暖房器具が使えないのはかなり過酷です。
・テレビが見られない
地震や台風など、災害情報の入手が困難になります。単純に、毎週楽しみにしていた番組なんかも見られ(録画でき)なくなります。
・スマホなどの充電ができない
情報収集、家族や友人などとの連絡ができなくなり、退屈しのぎもできません。
・冷蔵庫、冷凍庫の電源が切れる
冷蔵、冷凍している食品が腐る、溶けてしまうなど、かなりのダメージになります。
災害時に、貴重な飲食料を失うことになり、水漏れが発生することもあります。
・調理器具が使えない
レンジや湯沸かし器など、レトルト食品やインスタント食品を食べるための調理器具も使えなくなります。
・水槽などの電源が切れる
エアーポンプや水温管理のクーラー・ヒーターが止まってしまい、熱帯魚などの生命に関わります。
その他、ペットのための温度管理機器なども同じです。
本当にいろいろな影響が出ますが、冷蔵庫の電源、水槽などの電源が切れてしまうのは致命的ですよね。
停電に備えて対策を取っておくことで、これらの影響を最小限に抑えることができます。
停電対策の方法
停電に備えて、2つの方法が考えられます。
それぞれに対応した防災グッズを準備する
使えなくなる電化製品に応じて、それぞれ防災グッズを準備しておく方法です。
・照明(※)
ランタンや懐中電灯、ロウソクやマッチなど
※照明については、コンセントから電源を取っているようなもの以外は、ポータブル電源を準備していても使えないので、ランタンなどを準備する必要があります。
・エアコンなど
夏場には乾電池で動く扇風機、保冷剤、うちわ。冬場にはカイロ、毛布など。
・スマホなどの充電
モバイル充電器
・調理器具
缶詰や乾パンなど、調理が不要な食料を準備しておく。
こういった対策が考えられますが、やはり快適さは格段に落ちてしまい、不便さは否めないですよね。
また、
・テレビ
・冷蔵庫、冷凍庫
・水槽など
については、現実的には対策は難しいでしょう。
(冷蔵庫・冷凍庫は高性能保冷庫を準備しておくという方法もありますが、ポータブル電源でのバックアップにはかないません。)
ポータブル電源を準備する
冒頭でも述べたとおり、停電時の対策として一番おすすめなのは、ポータブル電源を準備しておくことです。
・個別に防災グッズを準備する面倒がない
・効果が劣る代替グッズではなく、家電そのものを通常通り使える
からです。
ただ、停電時に役に立つポータブル電源を買おうと思えばそれなりの金額になってきますし、
容量や出力ポートなどを自分のニーズに合ったものを選ぶ必要がある他、周波数や出力波形を確認しておかないと、いざという時に使えないかもしれません。
なので、ポータブル電源を選ぶときに絶対にチェックしておくべきポイントを押さえて、災害時、停電時に役に立つものを選んでほしいと思います。
ニーズに合ったポータブル電源を選ぶことで、停電時でも、比較的快適な生活を続けることができるようになるでしょう。
では、ポータブル電源について、丁寧に見ていきたいと思います。
ポータブル電源とは
そもそも「ポータブル電源って何?」っていうことですが、
ポータブル電源は、「バッテリーを搭載し、外部の電源を必要とせずに、電気製品を動かすことができる電源装置のこと」です。
「バッテリー容量」や「定格出力」、「出力ポート」、その他の機能などでいろいろな種類のものがあります。
金額も、メーカーやスペックによって様々です。
停電対策にポータブル電源を選ぶ場合のメリットとデメリットについて考えておきましょう。
メリット
- 冷蔵庫・冷凍庫、熱帯魚の水槽などの電源喪失といった致命的なダメージを回避できる
- いつもの電化製品が使えるので、快適さをキープできる
- 個別に防災グッズを考える必要がないので、準備の手間が省ける
- ソーラーパネル充電に対応していれば、停電が長引いても電源を確保し続けられる
なんといっても、1つ目のメリットはかなり大きいと思います。
デメリット
- 停電に対応できるスペックになってくると、それなりの値段になってくる
- 自分のニーズにあったポータブル電源を選ぶ手間がかかる
1つ目については、容量次第ですが、災害時・停電時に推奨される「1,000Wh以上」になってくると、10万円は超えてくるでしょう。
2つ目のポータブル電源を選ぶ手間については、この記事を読んでもらえれば、だいたい解消できると思います。
自分のニーズを考える
停電対策のためにポータブル電源を準備するといっても、どの程度しっかり備えるのかによって、必要スペックや購入すべき数が変わってきます。
ポータブル電源で使いたい家電、場所を考える
まずは、停電した場合、どの家電の電源を確保したいかを考えましょう。
当然、多くの家電の電源を確保するのであれば大きな容量が必要ですし、出力ポート(コンセントなどの数)も多めに必要です。
家族暮らしの場合、停電時はみんな1つの部屋に集まって過ごすのか、別々の部屋で過ごせるようにしたいのかも考えておく方がいいでしょう。
1つの部屋に集まるのであれば容量は大きめ、出力ポートは多めにする必要がありますし、別々の部屋で過ごすのであれば、小さめの容量のものを複数台準備しておく方が便利かもしれません。
また、長期の停電に対応できるようにしておくのであれば、ソーラーパネル充電を検討する他に、複数のポータブル電源を準備しておく方法もあります。
延長コードの利用
使う場所や使う部屋の数の問題については、延長コードで解決するかもしれません。
ポータブル電源が複数台あれば心強いですが、簡単に買える金額でもないので、延長コードの利用も検討してみてはどうでしょうか。
ポータブル電源の選び方(チェックすべき項目)
ポータブル電源を選ぶ際には、必ず以下の項目はチェックして選びましょう。
バッテリー容量
ポータブル電源のバッテリー容量は、「Wh(ワットアワー)」で表示されています。
例えば、消費電力が150Wの家電を3時間使うなら450Wh、消費電力が60Wの家電を3時間使うなら180Whのバッテリー容量が必要です。
なので、150Wの家電と60Wの家電を両方3時間使いたいなら、630Whのバッテリーが必要になります。
容量が大きいほど使用できる家電の数、時間は増えます。
ただ、容量が大きいほどポータブル電源の金額も高くなりますし、サイズや重量も大きくなります。
災害時に使用する場合、バッテリー容量は少なくとも1,000Wh以上のものを選ぶべきだと、よく言われています。
定格出力
定格出力とは、そのポータブル電源が安定して出力し続けられる電気の量のことです。
例えば、使いたい家電の消費電力が1,000Wの場合、ポータブル電源の定格出力が1,000W以上でないと使うことができないので、注意しましょう。
最大瞬間出力
最大瞬間出力とは、ポータブル電源が瞬間的に出せる最大の出力のことです。
定格出力が2,200Wで、最大瞬間出力が4,400Wであれば、「安定的に出せるのは2,200Wだけど、瞬間的には4,400Wまで出すことができる」ということです。
電化製品には、起動時だけ、通常の運転時に比べて消費電力が高くなるものがあります。
ポータブル電源は、このような電化製品の起動時にも対応できるように瞬間的に高い出力を出せるようになっているのです。
定格出力と最大瞬間出力の違いを理解して、ポータブル電源を選ぶときに間違えないように注意しましょう。
周波数
ポータブル電源を選ぶときは、出力周波数(50hz/60Hz)の切替が可能なものを選びましょう。
商用電源は東日本が50Hz、西日本が60Hzとなっており、電化製品も50Hzに対応するもの、60Hzに対応するものがあります。
どちらの周波数でも使える電化製品も多いですが、対応していない周波数では使えない電化製品もありますので、ポータブル電源は出力周波数の切り替えが可能なものを選んでおく方が安心です。
出力波形が正弦波であること
出力波形には「正弦波」、「矩形波」、「修正波(修正正弦波)」があります。
「正弦波」以外の波形ポータブル電源で家電を動作させようとすると、正常に使えなかったり、故障の原因になったりすることもあるので、「正弦波」のものを選びましょう。
「高出力なのに安価」みたいなポータブル電源は、「矩形波」や「修正波(修正正弦波)」であることもあるので、注意が必要です。
出力ポート
ポータブル電源には、いろいろな出力ポートがあります。
具体的には、AC出力、DC出力、USB出力、RV(車用)出力等がありますが、それぞれの出力ポート数は、ポータブル電源の機種によって異なります。
AC出力・・・主に家庭用の電化製品。電子レンジ、テレビ、パソコン、扇風機など。
DC出力・・・主に車載用機器。車載用の冷蔵庫、キャンプ用品など。
USB出力・・・主に小型機器。スマホやタブレットの充電、USB扇風機、USB照明など。
RV(車用)出力・・・電気自動車の充電。
充電条件
ポータブル電源を使用するには、まずポータブル電源を充電しなければなりません。
AC充電、ソーラーパネルによる充電、シガーソケットによる充電などの充電方法があり、同時に複数の充電方法で充電するデュアル充電対応の機種もあります。
充電に必要な時間は、充電方法、ポータブル電源の容量、機種などによって異なります。
もちろん短い充電時間で満充電できる方が使い勝手がいいので、ポータブル電源を選ぶ際にはチェックしましょう。
AC充電・・・ポータブル電源に付属しているACアダプターを使い、家庭用のコンセントから充電する方法です。
ソーラー充電・・・ソーラーパネルに接続し、太陽光で発電した電気で充電する方法です。
長時間の停電時でも充電することができるため、備えがあれば非常に心強いですね。
各ポータブル電源のメーカーでもソーラーパネルを販売していることが多く、ポータブル電源とセットで販売していることもあります。
シガーソケット充電・・・車のシガーソケットから充電する方法です。車での移動中に充電することも出来て便利ですが、シガーソケットでの充電には時間が掛かるので、注意が必要です。
UPS(無停電電源装置)機能
UPS(無停電電源装置)機能とは、停電が発生したときに、瞬時にポータブル電源からの給電に切り替え、機器を稼働させ続けるための機能です。
瞬断(ほんのわずかの時間だけ、電気が途切れること)は起きるため、精密機器や重要システムまでカバーしようとすることはおすすめしませんが、家庭用のパソコンや冷蔵庫などには活用できそうです。
計画停電など停電が予測されていて、余裕を持ってポータブル電源につなぎ変えられる場合は特に必要ないかもしれませんが、不測の停電に対応するには心強い機能です。
パススルー機能
パススルー機能は、ポータブル電源に充電しながら、他の電化製品に給電できるというものです。
充電する電力より、出力する電力の方が小さくなくてはならないので注意が必要です。
サイズ、重量
ポータブル電源は、名前のとおり持ち運びされることを前提に作られているので、大きなものでも持ち運びが可能な範囲のサイズ、重量となっています。
ただ、ポータブル電源の容量が大きくなればサイズや重量も大きくなり、災害時、停電時用に推奨される1,000Wh以上になってくると、10kg以上になってきます。
また、大容量のもので40kgを超えてくるものなどは、キャスターが付いており、キャリーバッグのように運べるものもあります。
保証期間
直接、ポータブル電源の機能ではありませんが、長く使用するものですので、購入にあたっては保証期間も重要になってきます。
1年保証のものから、2年保証、3年保証のもの、長ければ5年保証のものもあります。
「基本は3年保証だが、公式サイトから購入した場合は5年保証になる」というようなケースもあるので、買い方にも注意が必要です。
決して安くはないものですので、できるだけ保証期間の長いものを選びたいですね。
おすすめのポータブル電源
ポータブル電源は本当にたくさんの種類があり、迷いだしたらキリがありません。
ここでは、災害時、停電時用に推奨される1,000Wh以上の容量のもので、特におすすめなものを取り上げます。
ALLPOWERS(オールパワーズ)というメーカーの「R4000」と「S2000PRO」、 Jackery(ジャクリ)というメーカーの「2000Pro」、「1500Pro」、「1000Pro」の5つです。
個人的なおすすめの順番としては、「バッテリー容量」、「UPS機能」、「出力ポート」のスペックを重視して、
②オールパワーズ「S2000PRO」
③ジャクリ「2000Pro」
④ジャクリ「1500Pro」
⑤ジャクリ「1000Pro」
です。
災害時、停電時用として備えるのであれば、やはり容量が大きければ大きいほど安心だと思います。
あと、停電時の冷蔵庫問題、熱帯魚の水槽などペットの管理機器問題を考えれば、UPS機能も重要になってきます。
ただ、容量が大きくなればそれだけ価格も高くなってしまうのと、UPS機能は不要という人もいるでしょう。
みなさんにとってどの機種が最適かは、使用目的、予算を含めたいろいろな条件によると思いますので、比較してみて、自分のニーズに一番合っているものを選んでください。
以下に、これら5つのポータブル電源について、主要スペックをまとめています。
おすすめのポータブル電源 仕様まとめ
ポータブル電源を選ぶ際に、押さえておきたい項目をまとめています。
※情報の正確性には注意して作成していますが、誤りや今後スペック等が変更される可能性もありますので、ご自身でも公式サイトでの確認をお願いします。
※また、オールパワーズもジャクリも、たまに期間限定のセールを開催しているので、チェックしてみましょう。以下の金額は、定価表示です。
表は横にスクロールできます
メーカー名 | ALLPOWERS (オールパワーズ) |
Jackery (ジャクリ) |
|||
---|---|---|---|---|---|
機種名 | ALLPOWERS R4000 |
ALLPOWERS S2000PRO |
Jackery 2000Pro |
Jackery 1500Pro |
Jackery 1000Pro |
公式サイト | 詳細(公式サイトで確認) |
詳細(公式サイトで確認) |
詳細(公式サイトで確認) |
詳細(公式サイトで確認) |
詳細(公式サイトで確認) |
写真 | |||||
価格(税込) | 440,000円 | 199,999円 | 285,000円 | 199,800円 | 149,800円 |
容量(Wh) | 3,600 | 1,500 | 2,160 | 1,512 | 1,002 |
定格出力(W) | 3,600 | 2,400 | 2,200 | 1,800 | 1,000 |
最大瞬間出力(W) | 6,000 | 4,000 | 4,400 | 3,600 | 2,000 |
周波数 | 50hz/60hz 切替 |
50hz/60hz 切替 |
50hz/60hz 切替 |
50hz/60hz 切替 |
50hz/60hz 切替 |
出力波形 |
正弦波 |
正弦波 | 正弦波 | 正弦波 | 正弦波 |
出力ポート | ●AC出力×4 ●DC出力(最大120W)×1 ●USB-A(最大18W)×2 ●USB-A(最大12W)×2 ●USB-C(最大100W)×2 ●RV出力(30A)×1 |
●AC出力×4 ●DC出力(最大120W)×1 ●USB-A(最大18W)×4 ●USB-C(最大100W)×2 ●RV出力(30A)×1 |
●AC出力×3 ●DC出力(最大120W)×1 ●USB-A(最大18W)×2 ●USB-C(最大100W)×2 |
●AC出力×3 ●DC出力(最大120W)×1 ●USB-A(最大18W)×2 ●USB-C(最大100W)×2 |
●AC出力×3 ●DC出力(最大120W)×1 ●USB-A(最大18W)×2 ●USB-C(最大100W)×2 |
充電方法 | ●AC充電:約3時間 ●ソーラー充電: 400W×2枚で約4時間 400W×1枚で約8時間 ●EV充電:約2時間 |
●AC充電:約1.5時間 ●ソーラー充電: 200W×5~6枚で約2~3時間 ●シガーソケット充電: 約12時間 |
●AC充電:約2時間 ●ソーラー充電: 200W×6枚で約2.5時間 200W×2枚で約7.5時間 ●シガーソケット充電: 約24時間 |
●AC充電:約2時間 ●ソーラー充電: 200W×6枚で約2時間 200W×2枚で約5時間 ●シガーソケット充電: 約16.5時間 |
●AC充電:約1.8時間 ●ソーラー充電: 200W×4枚で約1.8時間 200W×2枚で約3.6時間 ●シガーソケット充電: 約5.5時間 |
UPS機能 | ○ 15ms以内切替 |
○ 15ms以内切替 |
× | × | × |
パススルー機能 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
サイズ(mm) | 幅300×奥行540×高さ490 | 幅375x奥行245x高さ250 | 幅384x奥行269x高さ307.5 | 幅384x奥行269x高さ307.5 | 幅340x奥行262x高さ255 |
重量(Kg) | 45 キャスター付き |
14.5 | 19.5 | 17 | 11.5 |
保証期間 | 5年 | 5年 |
5年 3年+公式サイトから登録で |
5年 3年+公式サイトから登録で |
5年 3年+公式サイトから登録で |
動作温度 | -20℃~45℃ | -20℃~45℃ | ‐10℃~40℃ | ‐10℃~40℃ | ‐10℃~40℃ |
充電温度 | 0℃~40℃ | 0℃~40℃ | 0℃~40℃ | 0℃~40℃ | 0℃~40℃ |
おすすめポータブル電源の紹介 こんな人にはこれがおすすめ
オールパワーズR4000
大容量で安心したい、UPS機能は欲しい、出力ポートはかなり多めに欲しい、予算に多少余裕あり
予算を抑え最低限の容量でよい、気軽に持ち運びたい
容量は3,600Whと最大クラスと最大クラスで、出力ポートもかなり多めに備えられており、予算が許すのであればこちらの機種をおすすめします。
アウトドアであれば、だいたいどの程度の容量が必要か見当を付けやすいですが、災害時、停電時となれば「これだけの容量があれば大丈夫」というのが分かりません。
「大は小を兼ねる」、「備えあれば憂いなし」的な考えになりますが、やはり容量が大きいものを選んでおく方が安心ですよね。
UPS機能があるので、突然の停電でも冷蔵庫やペットのための機器の運転もキープすることができます。
デメリットとしては、大容量の分だけ価格が高めなのと、45㎏とかなり重量があるため、気軽に持ち運べるものではないというところでしょうか。
それも、屋内の特定の場所で使用するのであればまったく問題はなく、キャスターがついておりキャリーバッグのように転がして運ぶことができるので、持ち運ぼうと思えばあまり力のない方でも運ぶことは可能です。
400Wソーラーパネル(別売)が2枚あれば約4時間で満充電させることができ、併せて準備しておけば長時間の停電でもかなり心強いものとなります。
オールパワーズR4000の詳細確認・購入【ALLPOWERS(オールパワーズ)の公式サイト】
オールパワーズS2000PRO
容量1,500Whで価格が約20万円と、コスパのいいポータブル電源と言えるでしょう。
3,600Whに比べれば容量は小さいですが、ポータブル電源全体の中では十分大きな容量で、UPS機能も備えているので、かなりの優れものです。
出力ポートもR4000と同じく、かなり多く備えています。
14.5kgと持ち運びもしやすく、特にデメリットとして挙げるようなものはないかと思います。
オールパワーズS2000PROの詳細確認・購入【ALLPOWERS(オールパワーズ)の公式サイト】
ジャクリ2000PRO
容量2,160Whと、こちらもかなり安心できる大容量ポータブル電源です。
2,000Wh程度のものが必要な方には、ちょうどよいと思います。
オールパワーズのポータブル電源に比べて出力ポートが少ないですが、必要な出力ポート数をシミュレーションして、足りているなら問題ないでしょう。
容量が大きい割に19.5kgと(決して軽くはないですが)持ち運び可能な重量に収まっているところも使いやすいところです。
ジャクリのポータブル電源にはUPS機能が付いていないので、UPS機能が必要な方は注意してください。
ジャクリ2000PROの詳細確認・購入【Jackery(ジャクリ)の公式サイト】
ジャクリ1500PRO
容量1,512Whで価格が約20万円と、こちらもコスパのいいポータブル電源です。
出力ポートが足りていて、UPS機能が不要という方にはおすすめの機種です。
1,500Wh程度の容量で選ぶのであれば、個人的には「オールパワーズS2000PRO」でいいかなと思うのですが、デザイン的な好みのあるでしょうし、こちらも候補にいれています。
ジャクリ1500PROの詳細確認・購入【Jackery(ジャクリ)の公式サイト】
ジャクリ1000PRO
容量1,002Whで価格が約15万円と、災害時・停電時に推奨される1,000Wh以上をちょうど満たすくらいで、価格も比較的お手頃な機種です。
他の機種に比べれば容量は少なめですが、一般的なポータブル電源と比べれば十分な容量で、 別売のソーラーパネルがあれば長時間の停電にも対応できるでしょう。
ソーラーパネル充電は200W×2枚で約3.6時間、200W×4枚で約1.8時間と、短時間で満充電に回復させられます。
ジャクリ1000PROの詳細確認・購入【Jackery(ジャクリ)の公式サイト】
ポータブル電源を選ぶときのポイント
5つのおすすめのポータブル電源を紹介しました。
選ぶときのポイントは、押さえるべきポイントをしっかり押さえ、あまり細部にこだわりすぎないことです。
機械ものが好きで、趣味でこだわる人はとことんこだわればいいと思うのですが、
災害、停電対策にポータブル電源を準備するのであれば、こだわり過ぎて結局なかなか準備ができないより、災害、停電が起きる前に準備することが何より大切ですよね。
上でお伝えした押さえるべきポイントを押さえて、ご自分のニーズにあったものをシンプルに選んでもらえればいいかと思います。
(補足)ポータブル電源の利用について
ポータブル電源の保管や活用について、少しだけ補足しておきます。
保管方法
せっかく準備をしていても、いざというときに使えないと意味がありません。
保管方法にも気を配りましょう。
保管場所
ポータブル電源を保管しておく場合は、高温多湿な場所、直射日光が当たる場所は避けましょう。
また、炎天下の車中などに載せておくことも危険です。
直射日光が当たらず、風通しの良い、比較的涼しいところに保管しておくことをおすすめします。
バッテリー残量
長期間保管する場合は、3ヵ月に1度程度、バッテリー残量を30%程度まで放電し、80%程度まで充電してから保管することが推奨されています。
バッテリー残量がないまま長期間保管していると、バッテリーが早く劣化し、充電ができなくなることもありますので、注意が必要です。
普段から役立つ
災害時・停電時に非常に役立つポータブル電源ですが、活躍するのはそれだけではありません。
普段からポータブル電源を使用しておくことで、いざというときに「使い方が分からない!?」といった心配もなくなります
キャンプや庭での使用
キャンプやBBQなどアウトドアがお好きな方や、庭でDIYをされるような方であれば、ポータブル電源がとても活躍します。
電気毛布、車載冷蔵庫、調理家電が使えたり、庭のどこでもDIY用の工具が使えたり、ポータブル電源がなければかなわなかったことも出来るようになります。
節約・エコにも役立つ
電気代の高騰が進む中、ポータブル電源は節電・節約にも役立ちます。
電気料金の安いときにポータブル電源を充電し、電気料金の高いときはポータブル電源の電気を使うのもひとつです。
また、ソーラーパネルで発電した電気を使えば、電気料金はかかりませんし、環境にもやさしくエコにつながります。
まとめ
この記事では、「停電対策で一番おすすめなのはポータブル電源を準備しておくこと」だとお伝えしてきました。
ポータブル電源さえ用意しておけば、停電による多くの不便を解消できるからです。
冷蔵庫や水槽などの電源喪失を防ぐことができるのも大きなメリットです。
ポータブル電源を選ぶときは、いくつかの押さえるべきポイントを押さえ、自分のニーズに合ったものを選ぶことが大切です。
容量、出力、周波数や出力波形、出力ポート、充電条件、必要な人はUPS機能の有無などに特に注意して選びましょう。
災害に備える場合は「備えあれば憂いなし」で、安心できる大容量のものを選ぶことをお勧めします。
とはいっても、ニーズや予算は人それぞれですので、ちょっと面倒ですが、仕様や価格を比較してみて自分に合ったものを選択してください。
こだわりすぎず、災害、停電が起きる前に準備することが何より大切です!
購入した後はそれで満足してしまわず、アウトドアを楽しみながらでも、節約やエコ活動をしながらでも、実際にポータブル電源を使って、いざという時にちゃんと使えるようにしておきましょう。